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2007.11.12 プレジデント フィフティ・プラスに掲載された内容です。


プレジデント フィフティ・プラス

葬儀屋、お墓業者に騙されない

葬儀一式平均300万円の裏事情



  残念ながら、世の中は親切丁寧で明朗会計な葬儀屋ばかりではなく、動転している遺族に「付け込む」業者が多いのが実情だ。葬儀相談員の市川愛氏は「肉親の死に直面すると、普段誰でもやっているはずの相見積もりを取ることや、契約内容を確認することなどを忘れてしまう」という。一番やってはいけないのは「すべてお任せします」と業者に丸投げすること。「ぼったくられ」の元だ。

 まず、親が亡くなった病院指定の葬儀社は、指定業者になるための経費を葬儀代に転嫁するため、価格も割高になることが多い。「とりあえず病院の葬儀社には搬送とドライアイスの処置、安置だけを頼み、いったん精算する。ここまでしてあれば24時間は時間をおいても問題ないので、それから2〜3社の葬儀社に電話をかけ、見積もりを取るべき」と市川氏は勧める。見積金額と併せ、問い合わせへの対応を見てサービスの質を比較しよう。

 市川氏によると、一番多いトラブルは、見積金額と実際の支払金額が、大きく違うケースだという。原因は、広告でもよく目にする「葬儀一式」の定義。葬儀社にとっての「葬儀一式」とは、祭壇、お棺、人件費など「自社で提供するサービス」の部分だけだ。しかし実際の葬儀は、斎場や霊柩車、通夜振る舞い、返礼品など、「葬儀社が外部業者に手配する実費費用」もかかる。

見積もりの際は、参列者の想定人数を伝えたうえで、「実費費用も含めた、葬儀にかかる費用の総額を見積もってほしい」と伝える必要がある。地域差はあるが、100人の参列者で150万〜200万円、これにお布施などで100万円程度かかる。

 葬儀社は「最後の孝行ですから」を殺し文句に、高額な祭壇やお棺を勧めてくることが多い。ここでは、「質素は故人の遺志なので」と切り返し、葬儀社が勧めるものより下のランクを選ぶ。「実際は、供花があれば祭壇が寂しくなることはないし、見栄えは値段でそれほど変わらない」と、市川氏も言う。


密葬、家族葬を希望しても実現できない理由

 最近は大掛かりな葬儀を望まない人が多い。 市川氏の調査によると、約八割が密葬や家族葬を望んでいるという。「密葬、家族葬であれば、通常の葬儀より100万円ぐらい抑えられる。しかし実際は親戚からの反対があって断念し、通常の葬儀にするケースが多いため、親戚には事前に根回しをする必要がある」(市川氏)

 また、密葬後に、葬儀に参列できなかった人の弔問が相次ぎ、対応に追われる可能性もある。別途レストランでお別れ会を開いたり、四十九日の法要に招待することで対応しよう。

 菩提寺や墓がある場合はそこから戒名をもらえばよいが、「納骨先が決まっていないうちは、戒名をもらわないほうがいい」と市川氏は話す。戒名がなくても俗名で葬儀はできる。もし、葬儀のときにもらった戒名の宗派と、墓がある寺の宗派が違うと、納骨のときに戒名を取り直さなくてはならなくなるので注意が必要だ。

 葬儀が終わっても、納骨に期限はない。墓があれば四十九日の法要に合わせて納骨するのが一般的だが、墓がない場合は「焦らず自分の事情に合わせて探すことをお勧めする」(市川氏)。

 最近の墓事情は不動産と同様、都心の便利なところは空きがなく高額(300万〜500万円程度)だ。また「墓を継ぐ人がいない」などの理由で、納骨堂の人気が高まっているという。費用は50万〜150万円(別途管理費が必要)程度だ。下段に遺骨を保管するロッカーがあり、上段に仏壇のついた霊廟タイプのものが多い。このほか、1つの墓に複数の遺骨を納めて供養する合祀墓もあり、これだと30万円程度で永代供養される。

 市川氏によると、墓は葬儀に比べ、金額や相場がわかりやすく、業者による大きな差はない。不動産を探すのと同様、霊園を見学して比較しよう。

 

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