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お悔やみの言葉から服装まで
大人なら知っておきたい『弔事』の基本マナー
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突然の訃報。静まり返るオフィスで、喪服の持ち合わせが・・・、お香典にいくら用意したら・・・などと、やけにオロオロしてしまったという経験はないですか?何事も知っているのと知らないのとでは大違い。葬儀相談員の市川愛さん、もしもの時の対応の仕方を教えて!
「上司(または同僚)の親族が亡くなられた場合、部署単位で香典や供花を用意して、代表者1名が通夜、告別式のどちらかに参列するのが一般的だ。ただし、故人が上司の配偶者などで、葬儀が上司主宰のものであれば、手伝いを買って出たり、通夜、告別式に関係なく、行ける人から参列しましょう」
では、その時の服装は?
「そもそも通夜は、急な知らせを受けて駆けつけるもの。その席に、事前の用意が必要な喪服を着ていくことははばかられていました。けれど、今は訃報から通夜までに数日空くことも多く、その風潮は薄れています。告別式と同様にブラックフォーマルと呼ばれる、ワンピースとジャケットのアンサンブルやスーツの着用がふさわしいでしょう。持ち物は数珠、袱紗と香典。L25世代が職場関係者に渡す香典金額は故人がどなたであれ、5000円が目安です。年上の方に多くを渡すことは、かえって失礼にあたることもあるのです」
なるほど。これで事前の知識は万全。
「何よりも故人を偲ぶ気持ちが大切です。慌てないためにも、参列に必要なものを一式、手元に準備しておきましょう」
忌み言葉とは?
遺族に話しかける際は「このたびはご愁傷さまです」「お悔やみ申し上げます」など、なるべく簡潔にお悔やみを述べ、長々と相手の時間を取らせてはいけません。遺族は多くの弔問客に対し、同等に接しなければなりませんし、言葉によってはかえって遺族を傷つけてしまうことがあります。特に、以下に挙げた忌み言葉に注意をしましょう。
・不幸がくり返されることを連想させる言葉
・・・「くれぐれも」「たびたび」「また」など
・不幸が続くことを連想させる言葉
・・・「おって」「なお」「再び」など
・大げさな表現、不吉な表現
・・・「浮かばれません」「とんでもないことです」など
・音が不吉な言葉
・・・「四」=「死」や「九」=「苦」など
・神式・キリスト教式では使わない言葉
・・・「往生」「冥福」「成仏」「お悔やみ」など
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