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BIG tomorrow(2007年4月号)に掲載された内容です。


月刊ビッグトゥモロウ4月号

日本初の「葬儀相談員」市川愛さんに聞きました

本当はこうしないと失礼な「お葬式のマナー

以外に困るこんな場面「お葬式」編

日本初の「葬儀相談員」市川愛さんに聞きました
本当はこうしないと失礼な「お葬式のマナー」
「訃報を伝える方法は?」「お焼香の回数は?」「香典の相場はいくら?」など、葬儀にまつわる素朴な疑問も、これで一気に解決!

 

「葬儀のマナーに関しては、当たり前のことだけどなかなか守られていないケースが多くあるのですよ」
と、日本初の「葬儀相談員」として活躍する市川愛さんは言います。
「たとえば通夜や告別式に参列する人のなかには、会場に来てから香典袋に現金を入れ始める人もいるんです。もちろんこれはマナー違反。本来は会場に入る前に用意し、ふくさに包んで持っていきます」
かつて勤めた服飾業界で学んだ「顧客重視」の考え方を生かし、消費者からの相談に応じ、実際に行われるお葬式のサポートも手がける市川さん。これまでに寄せられた消費者からの相談は、じつに2500件以上にもおよぶそう。 
そんな「葬儀のプロ」である市川さんに、通夜や告別式に参加する時、マナーを守るために大事なのはどんなことなのか、聞いてみました。
「やはり故人をしのぶ気持ちが、なによりも必要なのではないのでしょうか。そして大事な人を失った喪主や遺族の考えを尊重することも重要なこと。遺族側から促された事を言われた通りに実行すれば、まずマナー違反を犯すことはないでしょう。」
お葬式で必要とされるマナーについては下に示した通り。これらを知っておけば、通夜や告別式で失敗することもなくなるでしょう。

 

■家族の訃報は社内の誰に伝える?

自分の家族が亡くなった場合、会社にはどう伝えればいい?

総務(ない場合は自分の部署)に伝え、社内に連絡してもらうようにする。

家族の不幸によって、しばらく会社を休むことになるものの、通夜や告別式の準備で忙しい時期だけに、社長や直属の上司などに個別に訃報を伝えなくてもよい。総務部、または同じ部署の人に自分の家族が亡くなったことを伝え、社内に連絡してもらうようにする。ただし葬儀が終わったら、参列してくれたことに対するお礼は個別にしたほうがよい。

 

■遠方の親族は呼ぶべきか?

遠方に住んでいる親族だと、通夜・告別式にきてもらうだけでも大きな負担になる。この場合、「来なくてもいいよ」と言ってもいい?

参列するかどうかの判断は親族に委ねる。声をかけるなら「くれぐれもご無理のないように・・・・」と伝える程度

故人の遺志で「密葬」や「家族葬」を行うなどの明確な理由がある場合を除いて、どんな事情であっても遺族側から特定の人に対して「来ないでほしい」と伝えるのは失礼にあたる。このような場合は、まず遠方の親族に訃報を伝え、「くれぐれもご無理のないように・・・」とつけ加えたうえで、参列するかどうかは相手の判断に任せるのが妥当な方法といえるだろう。

 

■お焼香な何回?

お焼香は何回やるのが正しい?あと、一度につかむ量は?

宗派によって異なるが2回が一般的。量は親指・人差し指・中指でつまむ程度にする

とくにお焼香は、やり方がわからないために「お香をつかみすぎた」「炭をつかんでしまった」などの失敗談も多い。親指・人差し指・中指で香をつまみ、それを額の高さまで上げた後、炭の上に落とすのが基本的な方法。下の表に示したように、お焼香の回数は宗派によって異なるが宗派がわからない場合2回程度にするのがよい。なお、参列者が多く、時間調整のために係員から「1回にしてください」と案内があったら、それにしたがう。なにより心をこめて焼香するのが最も大事

○おもな宗派のお焼香の回数
浄土宗         1〜3回
浄土真宗本願寺派    1回
浄土真宗大谷派      2回
曹洞宗            2回
真言宗           3回
日蓮宗     1または3回

※各宗派のお焼香の回数については、こちらのページでご確認下さい。
http://www.sanretsu.jp/shoukou/kaisuu.html

 

■訃報を後で知った場合

長期出張などの理由で、上司の家族が亡くなったことを後から知った場合、どうすればいい?

なるべく日を空けずにお悔やみの言葉を伝え、香典を持って弔問するのが望ましい

訃報を知ったら、なるべく早いうちに上司と連絡を取り、お悔やみの気持ちを伝える。その後、出張を終えたら、香典を持って上司のもとを訪れ、弔問が遅れた理由を述べ、あらためてお悔やみの言葉を伝える。なお、香典袋については、四十九日以後なら「御仏前」と書かれたものを使用すること。

 

■上司の親族が亡くなった場合

上司のおじが亡くなったそうだが、その人とは面識がない。こんな場合でも葬儀に参列したほうがいい?

お世話になった人でなければ、参列しなくてもよい。

上司のおじと個人的に親しい間柄であったならば参列したほうがいいが、そうでなければ行ってもいいのが迷うところ。
こんな場合は上司が「喪家」になるのか、それとも「親族」になるのかが判断基準になる。

■上司が「喪家」になる葬儀は部下も参列したほうがよい

上司の祖父母が亡くなり、上司が「喪家」として葬式を主催する側になった場合は、部下も参列したほうがいい。

■上司が「親族」になる場合は、部下は参列しなくてもよい

上司のおじ・おばが亡くなった場合、部下は参列する必要はないが、弔電でお悔やみの気持ちを伝えることは可能。

■外国人が亡くなった場合

アメリカ人の同僚の父が亡くなり、現地で葬儀をすることに。どうやってお悔やみの気持ちを表せばいい?

メッセージを添えて、家族あてに花を贈るのが一般的

お葬式に香典を贈るのは日本独自の文化で、欧米の国々にはそのような習慣がないため、このような場合はアメリカ人の同僚の実家にお悔やみのメッセージを贈るのが一般的。
またはユリの花にメッセージカードを添えて贈るのもいいだろう。お葬式の文化は国によって異なるので、現地に住んだ経験のある人に聞いてみるのもよい。

■喪服か?スーツか?

知人が亡くなり、スーツで通夜に参列したけど、周囲はみんな喪服。通夜でもスーツは失礼になる?

通夜に限り、黒のネクタイを着用すればスーツでも失礼にあたらない

本来、通夜は人が亡くなった後で、親族や友人がすぐさま駆けつけるという意味合いが強かったため、喪服をきていくほうが違和感があったという。
現在では通夜も喪服で参列するのが一般的になったが、訃報を聞いてから参列するまでに時間がなかった場合などにはスーツ姿で駆けつけても失礼にはあたらない。ただし、通夜でもネクタイは黒を着用するのが基本。もしもの時のために、会社のロッカーに必ず用意しておくとよい。

■法事は何回忌まで?

お世話になった人の法事は、何回忌まで出るべき?

三回忌までは必ず出席する。それ以降は欠席しても問題はない

告別式以降に行われるおもな法要に四十九日・一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌がある。お世話になっていた人が亡くなった後、遺族側から四十九日や一周忌を知らせる案内が届いたら、予定を調整してでも出席するべき。少なくとも三回忌までは出席するようにしたほうがいい。ただしそれ以降は、やむをえない理由があれば欠席してもかまわない。

■香典の相場は?

上司・部下の家族が亡くなったら、香典はいくらにすればいい?

上司の家族なら5000円程度、部下の家族には1万円をめどにする

香典の金額はどんな場合でも悩むところ。だが、あまりお金をかけすぎると、かえって遺族に気を遣わせてしまう可能性もあるので要注意。一般的な目安として、上司の家族が亡くなった場合は5000円、部下の家族がなくなったら、自分のほうが上の立場であることを加味して1万円をめどに価格設定をするべき。親しい間柄であればさらに金額を上乗せしてもよい。

イラスト脚注:
亡くなった方と自分との関係が近ければ近いほど、香典の額も高くなるとか。

【プロフィール】
いちかわ・あい
1973年、神奈川県川崎市生まれ。服飾メーカーに7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画などを通して徹底した顧客視点を学んだ後、葬儀業界初の葬儀エージェント企業に入社。服飾業界で身体に染み込んだ「顧客サービスの常識」が通用しない葬儀業界の「惨状」に衝撃を受ける。『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいるなら、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いから、2004年に独立後、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案。

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