お葬式の雑学 〜意外と知らない「死」のマナー〜
| 著者:市川 愛
新書:190ページ
出版社:扶桑社新書(20091030)
ISBN-10:4594060846
ISBN-13:978-4594060848

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アナタの常識が覆される!? 現代日本に残る驚愕の葬儀の風習!
「お葬式」。これほど日常とかけ離れ、様々なしきたりが混在する儀式も珍しいのではないでしょうか?
地方の都市化が進み、地域色が失われつつある現代においても、お葬式の場面では、昔ながらの風習がヒョッコリ顔を覗かせています。
本書は、「故人の着物に水をかける」「香典に領収書が出る」など、地域限定の葬儀のしきたりを紹介していく新書です。
全国各地で異なるお葬式のしきたりや風習にスポットを当て"雑学"という切り口でライトタッチにまとめました。
各地の想像もできないような変わったしきたりや風習が、驚きとともにあなたに伝わり、日本の文化の奥深さを感じていただけたら幸いです。
目次
まえがき
第一章 お葬式の基礎雑学編
第二章 通夜〜葬儀・告別式編
第三章 出棺編
第四章 火葬編
第五章 墓、納骨編
第六章 新しいお葬式スタイル編
あとがき
項目例
現代日本に残る、風変わりなしきたりを、大公開!
通夜に赤い水引の「お見舞い」を送る
通夜の日に遺体に添い寝する
出棺時に、お棺をぐるぐる回す
葬儀中、男性の会葬者は、頭に白い三角の布を着ける
妊婦は、火葬場に行ってはいけない?
清めの塩と一緒にかつおぶしをかける
など。これを読むと、アナタが思っていたお葬式の常識が覆されるかも!?
まえがきより抜粋
葬儀相談員の活動の中で、全国の様々な地域へ伺い、ご相談を寄せてくださる方や、講演を聴いていただいた方とお話していると、東京では考えられないようなしきたりや風習に出会うことがあります。
今でこそ「葬儀とは地域色が強いものだ」と理解していますが、この仕事を始めた当初は、初めて見聞きするその土地特有のしきたりや風習に戸惑い、「葬儀相談員なのに、そんなことも知らないのか」と、何度も恥ずかしい思いをしました。
また、初めての土地でご葬儀に携わる際には、東京のしきたり"ありき"で考えていると、取り返しのつかないことにも繋がりかねませんので、地元の葬儀社さんに一から教えていただくこともしばしばです。
しかし、そうやって(恥ずかしい思いをしながら)その土地特有のしきたりや風習を教えていただくにつれ、次第に「全国各地でお葬式の方法があまりに違う」という事実に、強い興味を覚えるようになったのです。
みなさんからお話を伺っていて大変興味深いのは、「自分の土地のしきたりは、日本のどこでも同じなんだ」と思い込んでいる方がとても多いということです。
でもこれって、考えてみれば当然のことかもしれません。
なぜならお葬式のスタイルを「このように行わなければならない」という法律はありませんし、地域ごとで照らし合わせるようなこともないのですから。
つまり、今でも山一つ越えた隣町のお葬式が、あなたが住んでいる土地とはまったく違う常識で行われているかもしれないのです。
もし、あなたが参列したお葬式で、周りの人が当然のように「紅白の水引」がかかったお見舞いを用意していたら、あなたはどうしますか??
はたまた、出棺の際にお棺をぐるぐる回していたり、蹴っ飛ばしたりしていたら・・・・・?
車でわずか1〜2時間も走れば、ガラッと常識が変わってしまうのがお葬式。
地域色というものが失われつつある今でも、お葬式のしきたりは消えることなく、その度に顔を覗かせているのです。
Amazonより〜読者の皆様からの感想
お葬式はその地域の文化だったんですね。 ロッキー様
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あちこちのお葬式に参列する機会が増えてきました。
でもその場所によって方法が違うので戸惑う場面も正直ありました。
この本は各地の葬儀のあり方をつまみ食い的にまとめていて「あぁ、こんなお葬式もあるんだ〜」という発見になりました。
おそらくこの本で書かれているのはまだ一部でほんとにたくさんのお葬式が存在しているのだと思います。
たしかに「雑学」として読んでおくとお葬式に参列するときにも、余裕ができると思います。 |
葬儀屋の私がみても KEN様 |
私は地方で葬儀の仕事に携わっていますが、普段から葬儀の風習というのは本当に地方色が豊かなものだと感じています。
そんな全国の葬儀の風習を葬儀相談員として全国を走り回っている著者がまとめ上げた本です。
全国にはとても信じられないような風習や習慣がたくさんあるが、『大切なのは故人に対する感謝の気持ちです。』との著者の言葉に葬儀に携わるものとして感銘をうけました。
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自分の常識が常識で無くなるとき 河岸宏和様 |
葬儀相談員の方が書かれた本です。
「香典は必ず白黒の水引ではいけない」と言う常識が地域が変われば紅白の水引でもいい地域があるそうです。
私も棺桶は四角い物と思っていましたが、風呂桶のような棺桶の地域もありました。
棺桶を紐で吊って担ぐところも見たことがあります。
葬式のしきたりは様々有りますが、一番大切なことは「いままで本当にありがとうございました。安らかにおやすみください」と心から伝える事がいちばん大切と教えてくれます。
一度は読んで置いた方がいい葬式の知識が満載です。
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葬儀って奥深い風習なんだなぁ・・・ ジジ様 |
一見難解な葬儀という儀式。
しかも地域によってそれぞれ違う風習というのだから、やっかいだ。
それを分かりやすく説明してくれている。
ただの葬儀ノウハウ本ではなく、民俗学的な見地からも興味をそそられる。
こういう視点で描かれる本って、これまでなかったんじゃないかなぁ。
おもしろかったです。
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