孤独死の作法
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著者:市川 愛
出版社: ベストセラーズ(2012/1/26)
ISBN-10: 4584123608
ISBN-13: 978-4584123607
発売日: 2012/1/26

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世の中に蔓延している「孤独死=悲惨でかわいそう」という風潮・・・。
この本は、そんな風潮へのアンチテーゼです。
明るく前向きな「単身世帯の終活」として、「ステキな孤独死」を迎える6つの作法をご紹介しています。
6つの作法とは・・・
作法1:自分の「老後」を想像する
作法2:できるだけ早く発見してもらう
作法3:遺産の行方を知っておく
作法4:葬儀について最低限の準備をしておく
作法5:入るお墓を用意しておく
作法6:遺された人にメッセージを残す
目次
第1章 孤独死なんて怖くない!
第2章 作法1 自分の「老後」を想像する
第3章 作法2 できるだけ早く発見してもらう―早期発見のためのセーフティネット
第4章 作法3 遺産の行方を知っておく―孤独死と相続の不適切な関係
第5章 作法4 葬儀について最低限の準備をしておく―どんなふうに弔われたいか
第6章 作法5 入るお墓を用意しておく―あなたが安らかに眠る場所
第7章 作法6 遺された人にメッセージを残す―遺言書とエンディングノート 第8章 「ひとり」を楽しみ、ステキな孤独死を迎えるために
まえがきより抜粋
そもそも、「孤独死」というのは本当に悲惨なものなのでしょうか──。
看取られずに死ぬのは悪いことなのでしょうか──。
看取られることだけが「幸福な死」なのでしょうか──。
私は思うのです。
看取られずに死ぬのは、決して悪いことでも淋しいことでもない、と。
ましてや不幸なことでもない、と。
「孤独死」が避けられない現実であれば、これを受け入れればいいだけのこと。避ける必要などありません。
覚悟さえ決めてしまえば、「孤独死」もそれほど悪くないと思うのです。
悪いのは、看取られて死ぬことこそが「幸福な死」だと決めつけることでしょう。
ただ、「孤独死」は結果的に周囲に迷惑をかけることが多いようです。
発見が遅くなればなるほど、遺体は傷みます。
その事後処理はもちろん、葬儀やお墓、財産分与などの問題も出てきます。
多くの方は「遺される家族や親族に迷惑をかけたくない」とおっしゃいます。
ごもっともです。迷惑をかけたいと思っている人などいません。
でも、人がひとり亡くなれば、多かれ少なかれ誰かに迷惑をかけることになります(その人が迷惑と感じるかどうかは別として)。
それが「孤独死」であれば、なおさらです。
では、それを防ぐには、どうすればいいのでしょうか?
答えはひとつしかありません。相応の準備をしておくことです。
準備さえしておけば、残された家族や親族や友人への迷惑は最小限にとどめられます。
それが「孤独死」を覚悟した人の最低限のマナーかもしれません。
立つ鳥、跡を濁さず。
そう、「孤独死」にも作法があります。
本書は、避けようとしても避けられない、もしかしたら避ける必要なんてないのかもしれない「孤独死」を、前向きにあかるく迎えるための指南書です。
葬儀相談員の経験から見えてきた、ステキな「孤独死」のための6つの作法をご紹介します。
Amazonより〜読者の皆様からの感想
大切な人生のエンディングに向けての「行動」にむすびつく本です
ジョッキッキ様 |
日本は礼節の国… ゆえに「死」に対しては強い様式美とも言える一定のイメージがあると思います。
この本を読むと、いかに自分の「死」に対する発想が、そのイメージに縛られており、最も大切な人生のエンディングに向けての準備…行動までをも抑制していたのだと気づきます。
人は誰でもかならず死ぬわけで… だからこそ、その準備はとても大切なことです。
そういう準備を一つ一つクリアーしていけば…僕たちは本当に人生を心おだやかに過ごせるのではないかと思います。
その具体的な準備の仕方も実に分かりやすく明快にまとめてあります。
筆者は、流行語大賞にもノミネートされた「終活」という言葉を考えた元祖だけあって…おだやかな中にも、実に面白い切り口で表現してます。
タイトルから受けるイメージと、実際に読んで受けるイメージは大きく異なります。「孤独死」という暗く感じる言葉のイメージをひっくり返してくれるので、明るく気楽な気持ちで読んでいけます。
文章もとてもわかりやすく、簡潔で、すっと読めるボリュームなので気づいたらあっという間に読了!という感じです。前作の名著「終活のすすめ」のポイントもさらりと抑えてあり「終活」の入門書としても最適なのではないかと思います。ポケットサイズという所がまた良いです。
さて… 私もまず、「恥ずかしいもの」を捨てることから準備しようと思います! |
正しい「死に方」指南書 ジジ様 |
タイトルがいい。
人生の主題が死ぬことにあるとすれば、死に方にも作法があるはず。
いわんや「孤独死」をや!
人生の終焉は人の数だけあるはずだが、「孤独死」という特殊な死に方を、自分に置き換えて想像することなんか夢想すらしなかった自身としては、本書に書かれているデータ、「2030年には2人に1人が孤独死」は衝撃的でした。
考えてみなくても、未婚の自身は、当然、孤独死予備軍であることはまごうことなき現実。
著者は、「準備していれば、孤独死するからといって別段うろたえることなど必要ない」ことを教えてくれている。
近い将来、孤独死する現実に、勇気をもらいました。 |
