お葬式コラム

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葬儀費用節約の極意 その6


実費費用・項目ごとの金額目安と注意点

まず、「実費費用」の中に含まれる項目と、金額目安を見てみましょう。
これが、実費費用の代表的な項目と金額目安です。

※数量で金額が変わる変動費には(変)、数で金額が変わらない固定費には(固)と付けておきますね。        

項目名
金額目安
備考
式場:公営(固)

5万円〜10万円

集会場等は無料の所も有
式場:民営(固) 20万円〜50万円 施設による
火葬料(固) 0〜5万円 地域による
安置費用(変) 7千円〜1万円/泊 自宅以外で安置した場合
公営は千円程度からある
香典返し(変) 2千5百円〜3千円 即返しの場合(後返しは香典額の1/2〜1/3)
会葬御礼品(変) 5百円〜千円 会葬礼状含む
飲食接待費(変) 3〜5千円/人数 通夜振る舞い・精進落し
寝台車(変) 1.5〜3万円/10km 深夜は割り増し料金
霊柩車(変) 3〜10万円/10km 車のランクや形による
マイクロバス(変) 3万5千円〜/台 24〜29人乗り
貸布団(変) 3千5百円/組 式場に泊る場合に使用
供花・花輪(変) 1万5千円・2万円/基 依頼者が個別に支払う
湯かん(固) 5万円〜10万円 お願いした場合のみ

項目と金額の目安を見ていただいたところで、それぞれの項目ごとに解説していきましょう。


 式場使用料、火葬料

まず、「式場使用料」「火葬料」は、<実費費用の変動費と固定費>でお話したとおり、「公営」か「民営」かで、大きく金額が変わります。

あなたの住んでいる地域に公営の施設があるか、区役所のHPなどで調べておくといいですね。

地域によっては、民営式場を利用する場合に「補助金」が出る場合もあります。これは知らないと損してしまいますから、要確認ですね。   

 安置費用

次の「安置費用」ですが、これは、マンションなど集合住宅の物理的な問題で、棺を部屋に入れることができない場合や、密葬を希望していて、近所の方に知られたくない場合など、自宅以外の場所で、お葬式の日まで預かってもらいたい場合に必要な費用です。   

注意したいのは、冷蔵保管などの場合「お葬式の日まで会えない」ことがありますので、どなたかがお葬式の前に弔問に来られた場合に、面会させてあげられないケースがある事を知っておきましょう。     


 会葬御礼品、香典返し

「会葬御礼品」は、参列してくれた方々へ会葬礼状に添えてお渡しする品物です。ハンカチなど千円未満のものが主流です。
香典返しを即日行なう場合は省略するケースも増えています。


「香典返し」
には、「あと返し」「即返し」という方法があります。 

「あと返し」の場合は、四十九日(忌明け)にあわせて、頂いたお香典の1/3〜1/2くらいの金額の品物をお贈りする昔ながらの方法です。 

「即返し」とは、都市部などでは近年主流になりつつあるやりかたで、頂いたお香典の金額に関係なく、お葬式の当日に2500〜3000円くらいの物を用意して全員にお渡ししておき、3万円以上など高額のお香典を頂いた方にだけ、あと返しと同じように、忌明け後に再度、即返しした金額と合わせて1/3〜1/2くらいの金額になるように品物を選んでお贈りする方法です。  

「あと返し」と「即返し」、どちらが良い方法なのかは、意見が分かれる所だと思いますし、地域によっても方法が違います。

手間がかからなくてスムーズなのは「即返し」ですが、その場合、例えば、頂いたお香典が3,000円、5,000円であっても、便宜上3,000円の品物をお返しをしますので、遺族の負担は大きくなります。
「あと返し」は、香典の整理や金額ごとの品物を決めるなど、葬儀後の処理がかなり大変ですが、金額のムダは出ません。

なので、細かい金額にこだわるのであれば「あと返し」、香典返しの手間を省きたいのであれば「即返し」が合っていると言えるかもしれませんね。  

そうそう、北海道は「返礼品なんて無い!」って聞いたことがありますが、会費制かつ返礼品も無い北海道って、文句無しで合理性チャンピオンですね!   


 飲食接待費

「飲食接待費」は、お通夜の時に会葬者に振る舞う「通夜振る舞い」と、火葬のあとに親族中心で頂く「精進落し」とがあります。

通夜振る舞いは、皆さん箸を付けるくらいでお帰りになるので、予想参列者数の50〜70%の量を用意するくらいが丁度いいようです。

精進落しは、火葬場まで同行する親族の人数によって決まります。
通夜振る舞いが、お寿司やオードブルなどの大皿なのに比べて、 精進落しは人数分の席を設けますので、お通夜が終わる頃までに人数確認をしておきます。   

ちょっと話はそれますが、お葬式の料理って、仕出屋さんによって、かなり味の開きがあると思いませんか?
参列者が「ここのお寿司、いまいちね・・・」なんて話している声もよく聞いた事あります。 祭壇や棺の善し悪しは分からなくても、お料理は一発で分かってしまうことだったりします。

葬儀社さんは何を基準に仕出し業者を選んでいるのでしょうか。
ま・さ・か、マージンの大きさで選んでるな〜んて事はないんでしょうけど・・・。 

美味しい所もマズイところも、金額は変わらないんですし、喪家は味見して選ぶ時間が無いんですから、業者の選択は、葬儀社さんが責任を持ってしないといけない所ですよね。

 寝台車、霊柩車

次の「寝台車」と「霊柩車」なんですが、これは基本料金プラス距離で金額が決まるんです。システムはタクシーのようなイメージですね。
深夜の場合は、3割程度の割り増しになりますし、待っていただく場合はその時間も加算されます。その点もタクシーと似ています。  

「寝台車」というのは、お亡くなりの際に病院まで迎えに来てもらって、安置の場所まで運んでもらう「搬送費用」のことです。
「病院に霊柩車が迎えに来る」って勘違い(思いこみ?)をしている方がたま〜にいらっしゃるんですが、病院には霊柩車は来ませんのでお間違えなく。搬送をするのは寝台車です。     

「霊柩車」は、告別式が終わって、出棺する式場から火葬場までの移動で利用します。
おみこしが乗っかっているような形を「宮型」と呼び、芸能人のお葬式で見かけるようなシンプルな形を「洋型」と呼んでいます。洋型のほうがちょっと高めの傾向です。最近は、圧倒的に洋型の需要&人気が高くって、式場によっては近隣住民への気遣いから、「宮型の乗り入れ禁止!」なんていう所もあるくらいなんです。

それから、式場と火葬場が隣接している施設では、霊柩車が必要ない場合もありますので、この費用が節約できます。これは覚えておくといいかもしれませんね。    

 供花

次に「供花」ですが、これは喪家が払うというよりも、贈って頂いた方々が個別に精算するものです。 

花祭壇にした場合など、供花分を祭壇金額から差し引いてくれる場合が多いんですけど、これ、けっこう大きいですよ。
10基頂いた場合は15万円ですから!

花祭壇を希望する場合は、供花の分を組み込めるのかを忘れずに確認しましょうね。    

「葬儀社に支払う“葬儀費用”」はこれでおしまいです。

いかがでしたか?

「実費費用」って聞きなれない分、ちょっとややこしく感じてしまうかもしれませんが、大まかに言えば、実費とは移動と、参列者へのお礼・おもてなしと、施設利用にかかる費用です。 

まとめとしては、   

実費費用とは、隠れた必須項目。

      ・・・広告には書いていないが、精算する時にドンと出てくる。     

最終的な支払い先は、仕出屋・花屋などの各業者。

    ・・・葬儀社は手配をして、集金を代行している。          

変動費と固定費に分けられる。

    ・・・変動費は人数、固定費は運営母体によって金額が変わる。 

という事なんです。 

実費費用は、あなたの意思でコントロールできるものですので、ムダの無いよう選んでいく事が一番肝心です。

お葬式の大きさはどれくらいにしたいのか、そうするとどれくらいの金額になりそうなのかをしっかり見極めるのが、実費費用節約のコツです。

 


お葬式の費用は、葬儀費用と実費費用に分けて考えるべし

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